職業訓練で受けたキャリア面談、何が良かったか

体験談

職業訓練を受けていた期間中、キャリアコンサルタントとの面談を何度か受ける機会があった。今振り返ると、これが想像していた以上に価値のある経験だった。

1. 経歴を人に話すことで、自分自身を理解できた

一番大きかったのは、自分がこれまで歩んできたキャリアを、他人に向けて言葉にする機会を持てたことだった。頭の中でぼんやり分かっているつもりでも、実際に人に説明しようとすると、うまく言葉にできない部分がある。面談を重ねる中で、自分のキャリアを何度も言語化していくうちに、自分自身の理解が深まっていく感覚があった。

2. 長所を見つけて、伝わる書き方を教えてもらえた

キャリアコンサルタントの方は、私のこれまでの経歴を丁寧に見て、良いところを見つけて言葉にしてくれた。ただ褒めてくれるだけでなく、「その長所を、履歴書や職務経歴書でどう表現すれば伝わるか」という、実践的な書き方まで教えてくれたのが助かった。

自分では気づいていない強みを、客観的な視点で言語化してもらえるというのは、一人で書類を作っているだけでは得られない経験だった。

赤ペンで添削された書類のイメージ

3. ネットでは分からない、履歴書・職務経歴書の実践的なコツ

履歴書や職務経歴書の書き方は、調べればいくらでも情報が出てくる。ただ、一般論のテンプレートと、自分の経歴に合わせた実践的な書き方の間には、結構な距離がある。この部分を、面談の中で具体的に教えてもらえたのは大きかった。

4. 志望業界について、事前に詳しく調べてもらえた

自分が興味を持っている業界について、コンサルタントの方が詳しく調べて共有してくれたのも助かった点だ。その業界で懸念されがちなポイントや、自分の希望・適性との一致・不一致についても、事前に整理してもらえた。おかげで、「自分がこれから何をすればいいか」を、具体的にイメージできるようになった。

5. プロに相談する意味

友人や知人には、なかなか相談しにくいことがある。キャリアの話は特にそうだ。遠慮や気遣いが入ってしまい、本音の意見をもらいにくい。

その点、プロのキャリアコンサルタントに相談するというのは、決して無駄ではないと感じた。利害関係のない第三者に、客観的な視点で自分のキャリアを見てもらう。これは友人や家族には代わりができない、専門家だからこその価値だと思う。

窓辺に置かれた湯呑みのイメージ

6. まとめ

職業訓練という制度の中で、こうした面談を無料で受けられたのは、今振り返るとかなり恵まれていたと思う。自分のキャリアを言葉にする機会、長所を伝える書き方、業界研究、そして何より「プロに相談する」という経験そのものが、その後の行動につながった。

来月、改めてキャリアコンサルタントとの面談を受ける予定がある。今度は何を相談し、どんな気づきが得られるか、また記事にしたいと思う。

有料のキャリアコーチングサービスという選択肢もあるが、それについては別記事で改めて比較したい。

(この記事は個人の体験に基づくものであり、職業訓練の内容や制度について断定するものではありません。)

職業訓練校をどう選んだかはこちらの体験談に、メンタル面での就労支援を探している方は就労移行支援サービスの比較記事も参考にしてください。

ハロートレーニング(公共職業訓練)の申し込み方法はこちらの記事に、転職面接での退職理由の伝え方はこちらにまとめています。

にげキャリ編集部

実際にパワハラを理由とした休職・退職を経験し、失業保険や職業訓練などの制度を自分で調べながら次のキャリアへ進んだ経験をもとに、「逃げてもいいキャリア論」を運営しています。プライバシー保護のため個人が特定される情報は非公開としていますが、記事の内容はできるだけ公的な一次情報を確認したうえで発信しています。

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