障害者雇用の転職を考えるとき、「どのエージェントに登録するか」で迷う方は多いと思います。この記事は、条件と支援内容を比べ、相談先を選ぶための記事です。dodaチャレンジとatGPエージェントを、公式サイトの記載(2026年10月13日確認)をもとに比べます。公式サイトで確認できなかった点は、「未確認」と書いています。
対象は、障害者手帳を持っている、または申請中で、障害者雇用の転職支援先を選びたい方です。手帳の申請前の方は、「手帳の状況で変わる点」をご覧ください。
登録前に確認したい4つのこと
- 手帳の状況(所持・申請中・申請前)で、求人紹介を受けられるか
- 精神障害への支援が、公式にどう書かれているか
- 相談の方法と、登録後の連絡の流れ
- 求人が紹介できないとき、どう扱われるか
2サービスの比較表
| 項目 | dodaチャレンジ | atGPエージェント |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料 |
| 手帳を持っている場合 | 求人紹介の対象条件の一つを満たす。求人状況等によって、紹介できない場合がある | 利用条件の一つを満たす。求人状況によっては、相談・紹介が難しい場合がある |
| 手帳を申請中の場合 | 求人によっては対象。公式は「手帳交付後に求人を紹介」と案内 | 利用できる可能性があると案内 |
| 手帳の申請前の場合 | 「手帳交付後に求人を紹介」と案内 | 申請前の扱いは確認したページに記載なし。登録時に確認 |
| 精神障害への支援 | うつ病、双極性障害、不安障害などに専任のアドバイザーが対応すると案内 | 個別相談で障害の状況や配慮を聞くと案内。精神障害に特化した体制の記載は未確認 |
| 相談の方法 | メール・電話・オンライン。対面も可 | オンライン・電話・対面から選択。約1〜2時間、平日のみ |
| 相談拠点 | 確認したページに記載なし | 東京(本社)・関西支社・名古屋支社。オンライン・電話でも相談可 |
| 求人の対応地域 | 確認したページに記載なし | 確認したページに記載なし |
| 求人を紹介できない場合 | 紹介できる求人がない場合は、その旨を連絡 | 登録から5営業日を目安に、紹介の可否を連絡(紹介できない場合もメール) |
出典:dodaチャレンジ公式サイト(精神障害・発達障害の方の転職支援)、atGPエージェント公式サイト(いずれも2026年10月13日確認)。表の内容は、公式サイトの記載の範囲です。希望する求人や配慮が得られることを示すものではありません。
手帳の状況で変わる点
手帳を持っている場合は、どちらも求人紹介の対象条件の一つを満たします。ただし、求人状況などによっては、紹介できない場合があると案内されています。
手帳を申請中の場合は、dodaチャレンジは求人によって対象になる場合があり、「手帳交付後に求人を紹介」と案内しています。atGPエージェントは、利用できる可能性があると案内しています。登録の際に、申請中であることと交付の見込み時期を伝え、いつから求人を紹介してもらえるかを確認してください。
手帳の申請前の場合、dodaチャレンジは「手帳交付後に求人を紹介」と案内しています。atGPエージェントは、申請前の扱いを確認したページで見つけられませんでした。手帳の申請の流れは、障害者手帳を活用した転職・就労支援サービス比較|一般枠との違いも解説で整理しています。
dodaチャレンジの公式で確認できたこと
- 費用は無料です。年齢の制限はなく、就労経験がなくても利用できると案内されています。相談だけの利用もできると書かれています。
- うつ病、双極性障害、不安障害などについて、専任のキャリアアドバイザーが対応すると案内されています。
- 障害の種類だけで紹介する求人を絞らず、業務内容や必要な経験・スキルなどの募集要件が合う求人を紹介する、という意味の案内があります。希望する求人や配慮が必ず得られるという意味ではありません。
- 求人紹介の対象は、手帳を持つ方です。求人によっては、申請中の方も対象になります。
- すぐに紹介できる求人がない場合は、その旨を連絡すると書かれています。
- 就労移行支援事業所との併用ができます。働く準備から始めたい方は、就労移行支援サービス比較もご覧ください。
公式サイト:dodaチャレンジ(精神障害・発達障害の方の転職支援)
atGPエージェントの公式で確認できたこと
- 費用は無料です。年齢の制限はありません。
- 利用条件は、障害者手帳の交付を受けていることです。申請中の方は、利用できる可能性があると案内されています。
- 障害の種類に制限はありません。ただし、障害の種類や状況によっては、十分に配慮できないケースがあると書かれています。
- 相談はオンライン、電話、対面から選べます。所要は約1〜2時間で、平日のみの受付です。
- 登録から5営業日を目安に、メールまたは電話で連絡があります。紹介できる求人がない場合も、メールで連絡があると書かれています。
- 取り扱い求人の状況によっては、相談や求人紹介が難しい場合があります。
公式サイト:atGPエージェント(障害者専門の転職支援サービス)
どちらから登録するか迷うとき
公式サイトで確認できた違いをもとに、何を確認して選ぶかを整理します。優劣や順位をつけるものではありません。
精神障害への専任支援を重視する場合
dodaチャレンジは、うつ病などに専任のアドバイザーが対応すると案内しています。atGPエージェントは、確認したページに精神障害に特化した体制の記載がありませんでした。相談の際に、精神障害のある方の支援実績や担当体制を、直接聞いてみてください。
相談の方法や時間を重視する場合
atGPエージェントは、オンライン・電話・対面から選べ、約1〜2時間で、平日のみと案内しています。dodaチャレンジは、メール・電話・オンラインで、対面もできると案内していますが、所要時間や受付時間は確認したページに記載がありませんでした。通える時間帯が限られる方は、登録時に希望を伝えて確認してください。
手帳を申請中の場合
どちらも、申請中の方の扱いは求人状況などによります。登録の際に、交付の見込み時期を伝え、「いつから求人を紹介してもらえるか」「交付前に相談だけできるか」を確認してください。
働くことへの不安が大きい場合
dodaチャレンジは、就労経験がなくても利用でき、就労移行支援事業所との併用ができると案内しています。体調や生活リズムを整えてから転職活動に進みたい方は、就労移行支援も選択肢になります。
2社は併用もできますが、連絡が増えたり、紹介される求人が重なったりすることがあります。まず1社に登録し、紹介の内容や連絡の頻度が合うかを見てから、もう1社を検討する方法もあります。
登録の前に確認しておくこと
- 登録後の連絡は、メールか電話か。連絡の手段と時間帯の希望を伝えられるか
- 個人情報の提供先と、利用を止める方法(転職エージェントに登録する前に確認したい5つのことで整理しています)
- 求人に応募するかどうかは、自分で決められること
- 就労できる体調かどうか。主治医に、就労の見込みを相談しておくと安心です
手帳をお持ちでない方や、一般枠の転職エージェントを検討している方は、適応障害・うつ病の経験がある方へ|転職エージェントを選ぶ前の確認点もご覧ください。
まとめ
- 手帳の状況(所持・申請中・申請前)で、求人を紹介してもらえる時期や条件が変わります。
- 精神障害への支援は、公式に書かれた範囲で確認しましょう。dodaチャレンジは専任アドバイザーを案内しています。atGPエージェントは、確認したページでは未確認です。
- 登録前に、連絡の方法と、求人が紹介できない場合の扱いを確認してください。
情報は変わることがあります。最新の条件は、公式サイトでご確認ください。体調に不安がある場合は、主治医にご相談ください。


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